Process / 栽培プロセス
おいしさには、
理由がある。
雪国・新庄の風土と向き合い、土づくりから産地直送まで。野菜本来の生命力を引き出す、泉菜の過程。
土づくりから始まる、
命を育む物語。
泉菜の野菜づくりは、ただ種を蒔いて収穫するだけではありません。豪雪地帯である新庄の厳しい気候は、時として試練となりますが、同時に野菜を強く、甘く育てるための恵みでもあります。
この土地ならではの環境を最大限に活かし、減農薬や土壌改良に徹底してこだわる。寒暖差、そして現場の手仕事から、食べる人の心と体に響く、力強い味わいの野菜が生まれます。
Shinjo, Yamagata豪雪が、土を休ませる
豪雪地帯・新庄の冬。雪の下で土はゆっくりと休みます。厳しい冬は、次の作付けへの恵みでもあります。
寒暖差が、甘みを蓄える
昼夜・季節の大きな寒暖差は、野菜にとっての試練であり、同時に甘みと旨みを蓄えさせる力です。雪国ならではの味わいが生まれます。
手仕事と、現場主義
機械任せにせず、土と作物の様子を毎日その目で見て手をかける。現場で起きていることを起点に判断する、人の手の農業です。
一年をかけて、
土から食卓までをつなぐ。
土づくり
泉菜の野菜づくりは、種を蒔く前から始まっています。最も大切にしているのは土づくり。微生物が豊富な健康な土壌を育てることで、作物は本来の力を発揮します。農薬や化学肥料に頼りすぎない、持続可能な土壌改良に徹底してこだわっています。
播種・育苗
土の状態と季節を見極め、品種ごとに最適なタイミングで種を蒔きます。長ネギは季節に合わせて6つの品種を使い分け、里芋はかつてこの地にあった「四ツ谷芋」の復活を目指して品種「土垂(どだれ)」を選定。受け継いだ種をこの土地で育てます。
栽培・管理
雪解けから収穫までの間、作物の様子を日々その目で確かめながら育てます。豪雪地帯ならではの寒暖差を活かし、減農薬・環境に配慮した栽培方法で、強く・甘く・濃い野菜へと育て上げます。とりわけ日本有数の豪雪地・新庄の冬の寒さが、ほうれん草に甘みを蓄えさせます。
収穫・選別
収穫は、いちばん旨みがのる時期を見定めて行います。一本一本、一株一株を人の手で確かめ、状態を見ながら選別。良いものだけを、食べる人のもとへ届けるための最後の現場の仕事です。
この過程が育てた、
三つの野菜。

泉ノ葱
一般の根深ネギよりも太く、力強い香り。火を入れるととろりと芯が飛び出すほどの深い甘み。季節に合わせて6つの品種を使い分け、土壌改良を重ねて、泉菜にしか出せない大きさと甘さを併せ持つ根深ネギに育てました。
- 01火を入れると、甘い芯がとろけ出す。
- 02里芋との輪作で、土を健康に保つ。

泉田里芋
江戸時代から「四ツ谷芋」として親しまれてきた里芋を、初代・奥山聡が育種。品種は土垂(どだれ)ながら繊維質が少なく、噛まずともとろける、ねっとりと柔らかな食感。煮崩れしにくく、芋煮にも揚げ物にも。
- 01緑肥の土づくりで、えぐみのない滋味。
- 02新月前後に収穫し、孫芋をいちばん甘い状態で。

泉ノほうれん草
日本有数の豪雪地・新庄の厳しい冬の寒さ。その寒さにあたって、ほうれん草は凍らないよう糖を蓄えます。だから冬の泉菜のほうれん草は、驚くほど甘い。
- 01豪雪地・新庄の寒さで糖を蓄える。
- 02糖度を計測し、甘さを数字で。
